本田美奈子 / アメイジング・グレイス
( Amazing Grace )

作詞・曲 / 、ジョン・ニュートン ( John Newton )
日本語詞 / 岩谷時子

Amazing grace Minako Honda ( Jroom )




この曲を創ったジョン・ニュートン(1725-1807)はイギリス
生まれで、父親は地中海商船の持ち主でした。母親は彼が子供
のときに病死し、11才のときから父親とともに航海にに出て
17才のときまでに合計6回の航海をしました。父親は後に
カナダ、オンタリオの総督になりましたが、彼が25才のとき
溺死しました。18才のとき海軍に召集されましたが、そこを
脱走して捕らえられ、西インドへ長い航海に出されました。
その途中の地中海でアフリカ奴隷商船に移され、今度はアフリカ
へ向かいました。6ヶ月後アフリカ、ギニアに船は到着しました
が、隣国のシエラ・レオネで召使として売られました。そこで
彼は飢餓と病気に苦しみましたが、ある船長が彼の父親から次の
航海のために彼の消息をたのまれて、彼を探しにきました。
23才でイギリスに戻ったニュートンは大西洋のバミューダ海域
の貿易船に乗り込み、そこで7回もの嵐に遭遇し神に祈りを捧げ
ました。その経験から航海中に聖書を読むようになり、キリスト教
に改宗しました。それ以降飲酒、ギャンブル、狼藉を断ちました。
イギリスのリバプールに戻った彼は25才のときから3回の大きな
航海にでて、その内の2回はアフリカの奴隷貿易船でした。
30才のときにはリバプール港の潮流調査官になり、余暇にギリシャ、
ヘブライ、シリア語を独学し32才には最も有名な英国国教会の牧師
となり、39才で司祭となりました。60才のときには自分の過去の
経験から奴隷廃止を訴え、イギリスの奴隷船制度を廃止に追い込み
ました。42才のとき詩人のウィリアム・クーパーと共に作った
賛美歌集の中の一曲がこの”アメイジング・グレイス”で特にアメリカ
で最も愛唱され、またイギリスではバグパイプでも演奏される賛美歌の
一つです。かれは54才のときロンドンに招かれて77才で亡く
なりましたが、最初に牧師となった地、オルネイに埋葬されました。
ここでこの歌を歌っている本田美奈子(1967-2005)は東京都葛飾区
柴又で生まれ、埼玉県朝霞市で育ち18才でアイドル歌手として
デビューし、25才のときミュージカル”ミス・サイゴン”の主役に
選出されました。36才のとき初のクラシックアルバム"AVE MARIA"
をリリースし、声楽的発声・歌唱法によるボーカルでクラシック
音楽界へ進出しました。38才のとき急性骨髄性白血病と診断され
入院し、同年11月亡くなりました。享年38才でしたが、その
美しい声と愛らしい性格は多くのファンを悲しませております。
このレコードは彼女の亡くなるわずか2週間余りのことでした。


本田美奈子( 公式サイト )

ジョン・ニュートン ( Wikipedia )

アメイジンググレイス ( Wikipedia )

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