ジョニー・レイ 雨に歩けば( Just Walking In The Rain )

曲/ジョニー・ブラグ( Johnny Bragg )、バディ・キレン( Buddy Killen )

Johnnie Ray JUST WALKING IN THE RAIN ( PRISM )




この曲を歌っているジョニー・レイ(1927-1990)は
オレゴン州のホープウェルの農場で生まれ育ち、
後にポートランドに移り住みました。彼の曽祖母は
生粋のアメリカ・インディアンで、曽祖父は英国から
の移住者です。12才の時ボーイスカウトで事故に
より右の耳を打ち聴覚を失いました。後年には手術
の失敗により左の耳の聴覚も失い完全な聾唖者となり
ました。レイはデトロイトのショー・バーやナイト
クラブの演奏で注目され、彼は当時独特のリズムを
考案し自分の演奏に取り入れ、それが現在のロックン
ロールの原型といわれております。彼の歌はラジオの
視聴者から黒人の歌手と間違われていたそうです。
24才の時初レコーディングで "Whiskey and Gin,"
という曲を歌い小さなヒットでしたが、次の"Cry"
という曲でティーンエイジャー層の圧倒的な支持を
受け一躍大スターとなりました。それはフランク・
シナトラ出現以来の出来事で、エルビス・プレスリー
デビュー以前の出来事でした。彼の新しいロックン
ロールスタイルの演奏は彼自身の激しいピアノ演奏
による歌で、演奏会は興奮のるつぼと化し、後の
ロックコンサートのハシリといわれております。
その後も大ヒットを連発し、イギリスやオーストラリア
でもアメリカ以上にヒットし、後のロック・スター
達に多大な影響を与えました。彼の最後の大ヒットが
ここで歌われている"Just Walking In The Rain"で
1956年彼が29才の時歌った曲です。この曲は
日本でも大ヒットして、まだテレビのなかった時代に
ラジオのヒットパレードで毎日流されました。
しかし長年のアルコール依存のため1990年に
ロスアンジェルスにて63才の生涯を閉じました。


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